仕口堂へようこそ。

私は、仕口堂主人、瀧下嘉弘です。
古民家移築の仕事を長年生業としています。

仕口堂の「仕口」とは、建築において柱と梁などをつなぐ臍と臍穴の仕組みをいいます。 古民家移築の工事の際、その仕口部分が廃材として出ることがあります。 それらは一つひとつ個性があり、彼等の来し方に種々の思いを馳せる時、私には捨てがたい思いがありました。 その仕口を厳選して集め始めて、50年の月日が経ちました。

仕口堂では、その私の大切な仲間の仕口たちをコレクションしています。
このたび、仕口の面々をぜひ皆様にご紹介致したく、『仕口―白山の木霊』という本のかたちで世に出しました。
ぜひ、お手に取っていただき、仕口たちと語り合っていただければ幸いです。
瀧下嘉弘
仕口堂主人


仕口堂は、現在改修中につき、非公開です。



<仕口コレクション、海を渡る!!>
"Shiguchi: The Hidden Art of Japanese Joinery"
会場:The Gamble House California, USA
期間:2018年9月27日から11月4日
www.gamblehouse.org

海を渡る仕口、史上初の展覧会へ